「ビジュアル英文解釈」は長文読解でおすすめの参考書No.1!

シェアする

ビジュアル英文解釈の特徴

ビジュアル英文解釈は、大学受験における英語科目の中で長文読解対策をするための参考書です。

『英語の神様』と言われた伊藤和夫の参考書の最高傑作の1つと言われています。

「ビジュアル英文解釈」は予備校の授業などをとらなくても、独学で長文解釈を最高レベルまでマスターできる参考書です。

現在の大学受験の英語では、ビジュアル英文解釈をやればすべての大学の長文解釈の問題に対応できます。

すべての大学受験の長文解釈に対応できると言われると、開成・筑駒や灘といった有名進学校の秀才しか使えない難易度の高い参考書と思われる方もいるかもしれません。

しかしビジュアル英文解釈は「中学校レベルの文法をきちんと理解できていれば使える参考書」で高校生なら誰でも始められる難易度から始まります。

中学レベルの文法を理解している段階から、東大や早慶・医学部などすべての大学の長文解釈問題に対応できるようにするのがビジュアル英文解釈教室です。

このような参考書は星の数ほどある現在の日本の参考書でもビジュアル英文解釈しかありません。

発売から約30年たった今でも、長文解釈の参考書の金字塔ともいわれる参考書です。

ビジュアル英文解釈の分量

ビジュアル英文解釈はpart1とpart2の2冊になります。

1冊目のpart1が全35章で282頁あります。

2冊目のpart2が全26章で243頁(+文法編38頁)です。

2冊合わせて61章で525頁になります。

ビジュアル英文解釈を1度終わらせるのにかかる時間

2冊合わせて61章で525頁と言われてもどれくらい時間かかるかわかりませんよね。

合格体験記やネットで見ても、1か月で終わらせたという人もいれば1年かけたという人もいて、最後まで終わらせるためにかかる時間がバラバラです。

なぜ終わらせるのにかかる時間がバラバラかというと、その人がどれだけ時間を勉強のために使える環境にいるかで変わるからです。

部活やバイトで時間を使えない人なら長く時間がかかります。

一方で浪人生などは多く時間を使えるので短い時間で大丈夫です。

そこで、ここでは部活やバイトで週4日以上の放課後が使えない高校生を対象にして考えます。

まずビジュアル英文解釈ですが、正しい使い方をすると1章あたり3時間ほどかかります。

そして週4日以上の放課後が使えない高校生の場合は、宿題や課題で平日の時間はほとんど使えません。

そこで土日のどちらかを使って1週間に1章ずつやるのが現実的な計画です。

1週間に1章ずつやれば、全61章なので1年ちょっとで終わらせる事が出来ます。

部活やバイトをしながらビジュアル英文解釈を1年かけて終わらせ、高校3年になったら問題演習や過去問演習をして受験すれば、無理なく志望校に合格する事が出来ます。

ビジュアル英文解釈を使うべき人

現役生なら高2の夏までに

ビジュアル英文解釈は、文法、熟語、単語を暗記して促成栽培で英語をそれなりに読めるようにする参考書ではありません。

英文解釈する時の、原則とルール・考え方を問題演習を通じて獲得していく参考書である程度時間をかけて学んだ方が、頭に原則とルール・考え方が馴染んでいき効果を発揮します。

それゆえ、ビジュアル英文解釈は現役生なら高2までの方におすすめします。

高1の終わり~高2の夏休みまでに始めると、高3の夏休みまでに終える事が出来、その後に過去問演習にスムースに進める事が出来るからです。

中学レベルの文法は理解している方

ビジュアル英文解釈は中学レベルまでの英文法は理解している前提で書かれています。

中学レベル以前の文法に関するフォローはほとんどありません。

そこで中学レベルの文法については、きちんと理解している方でないとビジュアル英文解釈は使いこなせません。

偏差値の目安としては高校受験で英語の偏差値55以上が1つの基準になると思います。

長文問題対策をしたい人

中学までの文法がきっちりと出来ているけど、高校で受験勉強で何をしたら良いか迷っている人におすすめです。

ビジュアル英文解釈は、中学レベルの文法がきちんと理解出来ていれば始められる参考書です。

受験勉強というと、単語・熟語・文法から始める方が多いのですが、ビジュアル英文解釈で長文を読めるようになると、その後の選択肢が増えてきます。

高校生の場合は、単語熟語・文法をやるより前に、まず最初にビジュアル英文解釈を演習すべきだと私は考えています。

ビジュアル英文解釈Part1を終わらせれば、単語帳で現在最高の参考書であるZ会の「速読英単語 標準編」「速読英熟語」を使えるレベルに達するからです。

「ビジュアル英文解釈Part1」→「速読英単語 必修編」「速読英熟語」までやれば高2の段階では、英語の偏差値は最低でも60を超えてきます。

大学受験では大学のレベルが上がるほど英語科目は長文に点数が割り当てられます。

なので大学受験でマーチ以上のレベルを目指すのであれば、使う事をおすすめします。

ビジュアル英文解釈はPart1までマスターすればでマーチの上位学部レベルまで対応できます。

Part2までマスターすれば、東大や早慶・医学部までのレベルに余裕で対応できる力があります。

単語や熟語・文法をやったのに東大や早慶・医学部の長文問題に対応できない高校3年と浪人生(夏休みが終わるまでに全部演習する)

すでに単語や熟語・文法などを一通りこなして、問題演習をしているのに、長文問題で伸び悩んでいる高校3年生や浪人生にもビジュアル英文解釈をおすすめします。

ビジュアル英文解釈は、中学レベルが出来る生徒が始めても、じっくり時間をかけてやれば東大や早慶・医学部の長文解釈に対応できるようになります。

しかし、単語や熟語・文法など一通りこなしてすべて理解している人なら、かなり短時間で演習できます。

中学レベルが出来る人が演習する場合、1つ1つ理解しないといけないので1章あたり3時間ほどかかります。

基本レベルがきちんと出来ている人ならば、1章あたり1時間半もあれば出来ると思います。

ただ、始める時期は現役生なら部活引退後すぐ(5月~6月)、浪人生なら4月から始めてください。

9月までにはビジュアル英文解釈を終わらせて、過去問演習など長文の問題演習に入りたいからです。

高校3年生や浪人生が、9月からビジュアル英文解釈を始めても、受験に間に合わない事が多いのでおススメしません。

ビジュアル英文解釈を使う事で得られる効果

部活やバイトをしている人の場合、ビジュアル英文解釈をPart2まで終わらせるのは約1年かかります。

1年もかかるなら、それで何が得られるかという事も気になると思います。

文法を使って長文を読むことが出来るようになる

ビジュアル英文解釈は長文を読むときに、文法をどのように使って読むかという事を詳しく指導してくれます。

なので今まで文法問題でしか役立たなかった文法の知識をどう使えば、長文を解釈していけるかが学べます。

それは文法問題では必ずしも重視されない文法が大活躍します。

例えば、等位接続詞のand,orなどは文法問題ではほとんど出ませんが、英文解釈では極めて重要な役割を果たしている事がわかるようになります。

11の英文解釈のルールで英文を読めるようになる。

ビジュアル英文解釈では、英文解釈をするにあたり重要な11のルールを学びます。

そのたった11の英文解釈のルールを理解するだけで魔法のように文章を読めるようになります。

Part1で11のルールを自然に学んでいき、Part2では11のルールを縦横無尽に使って解釈をしていき、頭に11のルールの使い方を馴染ませていきます。

文法の知識と11のルールの使い方が頭に馴染んだ時、もはや受験の英文で読めない文章はほとんどなくなっています。

直読直解できるようになる。

直読直解とは、文章の頭から読んでいき、ピリオドまで読み終わった時に英文の意味を理解している読み方の事です。

多くの人は、英語を読むときに、「返り読み」をしていると思います。

ここに関係代名詞があるから、先行詞の意味はこうでと前に戻って意味を考えていく読み方です。

この読み方は同じ文章を二度以上読むことになるので、時間がかかる読み方になります。

ビジュアル英文解釈では、単語から文章を「予測」してその後に読んでいく事で「予測を修正」していき、文章を読み終えた時に意味を確定する直読直解を出来るようにしてくれます。

直読直解が出来るようになれば、前に戻って二度読まずに済み、時間をかけずに読むことが出来るようになります。

長文問題を解くときに、時間が足りないという方におすすめします。

他の参考書と比較した時の長所

ビジュアル英文解釈を他の参考書と比べた時の長所を書いていきたいと思います。

単語レベルが高くないので、英文解釈に集中出来る

英語の長文読解の参考書を見ると、単語・熟語レベルが高く、読解する前に単語・熟語の意味がわからない事がありますよね。

毎行のように辞書をひかなくてはいけなかったりすると、めんどくさくなって投げ出してしまいたくなりますよね。

しかしビジュアル英文解釈では英文中の単語・熟語を辞書でひく事は、それほどありません。

ビジュアル英文解釈は英文で使われている単語はレベルが高くなく簡単な単語が多いです。

難しい単語・熟語には英文の下に「vocabulary」という部分があり、意味が書かれています。

それでもわからない単語もあるでしょうが、辞書をひく機会は1章あたり5回あれば多い方だと思います。

単語や熟語の意味が分かる分、純粋に英文解釈に集中出来る参考書です。

復習が自然と出来るように考えられた参考書

ビジュアル英文解釈では、最初の方の文章はシンプルで簡単です。

英文を読む上で重要な構文は、ビジュアル英文解釈で章を進めていくと何度も繰り返し出されます。

そして出てくるのが2回目、3回目と回数を重ねるほど複雑な形になって出てきます。

例えば、so that構文やnot but構文など重要な構文は最初に出てきた時は一目見ればわかるほど原始的な形で出てきます。

しかし先に進めていくと、修飾語句などがついてきて、同じso that構文やnot but構文でも見抜く難易度が上がっていきます。

英文を読むうえで重要な構文は、章を進めていくと何度も出てきて、出てくる度に少しずつ構文を見抜く難易度が上がっていく構成になっています。

そうしてビジュアル英文解釈を進めていくと、重要な構文が複雑に入り組んだ形で出てきても、自然に読めるようになっていきます。

つまりPart1の最初から解いていくだけで、重要な構文の復習が何度も出来るので、最後まで終わらせた時には自然に文章を読むことが出来るようになります。

それがビジュアル英文解釈が「特別な参考書」となっている理由の1つです。

「ビジュアル英文解釈はらせん構造をとっている」と言われているのは、同じ事を学ぶのに2度目、三度目と出てくる度に難易度が少しずつ上がっていくからです。

でも前にやった事を忘れてしまって複雑になった構文にお手上げになってしまう生徒もいるのでは?と疑問に思う方もいるかもしれません。

しかしそんな心配をする必要はありません。

Reviewを活用しよう!!!

以前にやった重要な構文を忘れてしまっているようなおっちょこちょいな人のために、ビジュアル英文解釈では、復習のための仕組みを入れています。

それがビジュアル英文解釈の各章についている「review」です。

以前の章で習った重要な文法と構文で、その章に出てくるものは「review」でまとめられているのです。

だからビジュアル英文解釈を使う人は、「review」を見れば、その章で復習すべき重要な構文が一目でわかるようになっています。

ビジュアル英文解釈は、意識して復習をしなくても、本に書いてある事をこなしていくだけでいつの間にか復習をしながら勉強が出来るようになっている本なのです。

ビジュアル英文解釈は復習を何度もしないで良い

普通の参考書の場合、1章につき1つの事を学び、その章を何度も繰り返す事で復習をして知識の定着をさせていきます。

そのため参考書は一度終わらせても、何度も繰り返し読み返す必要があります。

受験生の方などは、よく「あの参考書は5周した。」と言う事があります。

これは参考書を最初から最後まで演習するのを5回やったと言う意味です。

でも何周も同じ参考書を繰り返すのは、面倒くさくありませんか?

ビジュアル英文解釈は、何週も復習する必要はありません。

ビジュアル英文解釈は、進めていく度に何度も重要な文法・構文や解釈のルールを繰り返していくからです。

ビジュアル英文解釈は、参考書を進めていく事は、新たな事を学ぶと同時に復習もしていく参考書なのです。

だからビジュアル英文解釈を最後までやり切った時点で、長文読解の方法は自分のものになっています。

ビジュアル英文解釈は2度やる必要はありません。

1度やったら、あとはビジュアル英文解釈で頭に染み込ませた方法で、問題演習をしてけばいいだけなのです。

中学レベル~東大合格レベルまでもっていける唯一の参考書

東大や早慶・医学部に合格するための参考書というのは数多くあります。

内容的に、なるほどと思わされる参考書が多いです。

しかし、そのような参考書の大部分は平均的な高校生が読んでも全く意味のわからないものが多いのです。

なぜなら東大に毎年合格者を出す高校の、優秀な秀才たち向けに書かれた本が多いのです。

教科書レベルが理解できる人向け、教科書より少し応用を学びたい人向け、応用問題を扱いたい人向けと、学力によって段階で区切られ何冊もやらなければ、東大や早慶・医学部向けの参考書にたどり着けません。

しかしビジュアル英文解釈はPart1とPart2の2冊をこなせば、東大や早慶・医学部にも入れる英語力をみにつける事が出来ます。

しかもたった2冊なのに、高校生が間違えやすいところやわかりにくいところでは解説が丁寧にされているので、スムースに終わらせる事が出来ます。

そんな参考書はビジュアル英文解釈しかありません。

英語を伊藤和夫の著作だけで終わらせられる

実は英語は教えている人によって少し食い違った説明がされる事があったり、同じ事を違う言い方で説明している事があります。

他の参考書などを使うと著者が違うため、説明が矛盾しているように思える箇所があったりします。

しかしビジュアル英文解釈を使うとそれが避けられます。

ビジュアル英文解釈の著者は伊藤和夫という方です。

伊藤和夫はもう亡くなられている方なのですが、亡くなられるまでに数多くの参考書を残しています。

文法、和訳、総合問題演習など、すべて伊藤和夫の参考書で矛盾のない統一的な説明ですませる事が出来るのが長所です。

他の参考書と比較した時の短所

CDがない

多くの方が指摘される事なのですが、ビジュアル英文解釈にはCDがありません。

そのため復習を気軽に出来ないという指摘があります。

しかし復習の仕組み自体はビジュアル英文解釈の中に組み込まれているので、それほど問題はないと思います。

パラグラフリーディングなどには対応していない

長文解釈の参考書ではパラグラフリーディングやディスコースマーカーに着目して読もうと主張するものがあります。

その参考書の主張自体は私はまったくその通りだと思います。

しかし、それは現代文の論説文の読み方を英語に適用したものにすぎないと思います。

現代文の論説文で学んだ事を応用すれば良い事です。

またパラグラフリーディングやディスコースマーカーなどは、英語で1文がきちんと読めるようになってからの話だと思います。

英語で1文を正確に読めるようにするビジュアル英文解釈とは少し役割が違うのではないかと思います。

下準備が大変(レイアウトが古臭い)

ビジュアル英文解釈に対する批判として、「レイアウトが古臭い」という指摘があります。

私は「レイアウトが古臭い」とは思いません。

ただ「使うまでの下準備が大変」だと思っています。

ビジュアル英文解釈の勉強法は、英文をノートに全訳していきます。

その時にノートに英文全文を貼ると解説を読むときに便利です。

しかしビジュアル英文解釈は、英文がページでまたがっている事が多いのです。

そのため、ビジュアル英文解釈をコピー→はさみで切ってノリでつなげる→コピーと手間をかけないといけません。

また本文と解説に番号をふると、使い勝手が格段によくなります。

この下準備が大変だと私は思います。

ビジュアル英文解釈に改訂版が出るのであれば、別冊に英文全文を1章ごとに1ページにおさめたものがあると使い勝手が抜群によくなるとは思います。

下準備の仕方については、写真を使いながら解説してみました。

ビジュアル英文解釈を使うための下準備
英語の長文読解の参考書で最高の参考書は「ビジュアル英文解釈」であるという事は以前にお伝えしました。 ...

ビジュアル英文解釈の使い方

ビジュアル英文解釈はまず、その章で学ぶべき事を解説した「焦点」を読みます。

次に、「review」で重要構文の復習をします(「review」は4章から始まります。)

そして英文を全訳します

全訳が終わったら「研究」の解説を読み、間違っている箇所などをチェックします。

これを繰り返していくだけです。

だいたい1章を終わらせるのに3時間もあれば十分だと思います。

ビジュアル英文解釈の使い方については、きちんと説明されている事がないので、丁寧に詳しく説明をしてみました。

ビジュアル英文解釈の使い方を徹底的に解説
「ビジュアル英文解釈」は英文読解の名著ですが、正しい使い方が解説されているサイトがありません。「ビジュアル英文解釈」の「正しい使い方」を、自分で使い、講師としても生徒に指導して結果を出した経験から詳しく解説したいと思います。

最後に

ビジュアル英文解釈という参考書が存在するのは、本当に奇跡的な事だと思います。

単語、熟語、文法を暗記するだけだった私は、ビジュアル英文解釈と出会った事で劇的に成績が上がり、偏差値70を突破しました。

単語、熟語、文法の詰め込みが終わってない担当生徒も、Part2が終わった段階で長文問題は全問正解で偏差値65を超えました。

ビジュアル英文解釈は、英語で伸び悩むすべての方におすすめしたい参考書です。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする