個別指導塾を選ぶ時に、最も重要な事は何か

 

個別指導塾に通うと決めた場合、最も重視すべき事はなんでしょうか。

 

保護者の方は大抵の場合は大手個別指導塾の特徴や、パンフレットやHPの情報などをよく調べている事が多いです。

 

塾の名前や、パンフレットHPなど個別指導塾が表に出している情報に加えて、実際に室長と面談をして話を聞いたり教室を見学に来て教室の雰囲気を確認したりさまざまな観点から個別指導塾を比較検討した上で入塾をします。

 

保護者の方自分の子供のため必死になって塾選びをしているといつも思います。

 

それだけ保護者の方が必死になり個別指導塾を決めても、成績が上がり受験に成功する生徒もいれば、成績が下がり受験に失敗する生徒もいます。

 

しかし、講師の立場から見ると、生徒が個別指導塾に入った瞬間に生徒の成績が上がり受験に成功するか、成績が下がり受験に失敗するかは予測が出来ています。

 

なぜならば個別指導塾で、成績が上がり受験に成功するか、それとも成績が下がり受験に失敗するかは、ある1つの要素が大きく関係しているからです。

 

 

 

 

個別指導塾を選ぶ上で最も重要な要素

 

答えを先に言ってしまうと、個別指導塾を選ぶ上で最も重要な要素は「担当講師が誰になるのか」です。

 

担当する生徒を、ほぼ確実に成績はアップさせ、第一志望校に合格させる講師の事を「当たり講師」と呼びます。

 

逆に、担当生徒の成績を上げられない講師の事を「外れ」講師と呼びます。

 

パンフレットやHPに書いてある事や、室長の人格、教室の雰囲気などは、あくまでおまけの要素です。

 

個別指導塾では良い講師が生徒を担当するかで、その後の成績がどうなるかは9割以上は決まります。

 

個別指導塾で長く存在している教室には、最低でも1人「当たり講師」がいます。

 

「当たり講師」が定期試験や受験で結果を出していかなければ、生徒が入塾してこなくなりじわじわと生徒数が減っていき、個別指導塾が潰れてしまうからです。

 

個別指導塾で生徒の成績を上げる「当たり」講師

 

個別指導塾における「当たり」講師とは、どのような講師なのかという事を詳しく説明していきたいと思います。

 

個別指導塾における「当たり講師」は必ず2つの特徴を持っています。

 

生徒をやる気にさせるテクニックの数が多い講師

 

1つは、生徒をやる気にさせるテクニックの数が多い講師です。

 

当たり前の話かもしれませんが、勉強の成績は、生徒がやる気があるかどうかで成績は大きく左右されます。

 

特に中学校の段階では義務教育という事もあり、すべての生徒が理解できるようにカリキュラムも組まれているので、やる気が出て問題演習さえすれば成績は簡単に上がります

 

「当たり講師」は、生徒をやる気にさせるテクニックの数が多い講師です。

 

人間は育ってきた背景も、性格一人一人異なるものです。

 

そして担当する生徒も一人一人が育ってきた背景も性格も一人一人異なります

 

だから担当する生徒ごとに、生徒のやる気が出るポイントというのは異なります

 

生徒をやる気にさせるテクニックが多い講師は、生徒ごとの特長に合わせてやる気を出させるテクニックを持っています。

 

ですから、担当する生徒はみなやる気が出てくるようになります。

 

どの生徒を担当しても、講師との相性が良いと言われるようになります。

 

「外れ」講師の方は、やる気を引き出すテクニックをほとんど持ってないので、相性が良い生徒がほとんどいません。

 

そして「外れ」講師が担当すると、やる気を失い成績が下降していく生徒が続出します。

 

担当生徒に合ったレベルと量の宿題を出す講師

 

もう1つは宿題のレベルと量が適切な講師です。

 

個別指導塾に通う場合、多くの生徒は1つの教科に対して週一回の授業を受けます。

 

週に一回だけの講義だけで、魔法のように点数は上がりません

 

週に1回の講義を受けて、自宅で宿題を解くから成績は上がるのです。

 

 

生徒がやる気を出して自分で課題や宿題をしなければ実力はつきません。

 

ですから、「当たり」と呼ばれる講師の方は、生徒に適切なレベルと量の宿題を出します。

 

宿題のレベルも量も、生徒の限界ギリギリに出せる講師が「当たり」講師です。

 

宿題のレベルも量も、限界を超えてしまうと担当生徒のやる気がなくなってしまうので、ギリギリのラインを見極められるのが「当たり」講師の条件になります。

 

「外れ」講師の方の多くは、宿題をほとんど出しません。

 

宿題を出さない結果、生徒の成績は下がっていきます。

 

生徒の「やる気」を上げて、生徒にあったレベルの宿題をやらせれば成績は上がる

 

「やる気」と「宿題」は生徒の成績を上げるうえで、車の両輪のようなものです。

 

まず「やる気」を上げるのは絶対に必要な要素です。

 

どれだけ才能があっても「やる気」がなければ勉強をしないので成績を上げる可能性すらなくなってしまうからです。

 

しかし担当生徒の「やる気」を上げるだけでは成績はあがりません。

 

塾で1コマで出来る勉強量は限りがあり、担当生徒の成績を上げるために必要な勉強量としては絶対に足りないからです。

 

塾に週に一度来るごとにやる気を出させ、担当生徒にあったレベルと量の宿題を自宅で解かせる事が重要となります。

 

 

まとめ

 

個別指導塾を選ぶ時に最も重視すべき要素は「当たり」講師が担当につくかどうか」です。

 

「当たり講師」が担当になれば、成績が上がり受験に成功する確率が高いです。

 

 

 

個別指導塾の塾の名前や、パンフレットやHPに書いてある事や、室長の人格や教室の雰囲気は本質的な要素ではありません。

 

個別指導塾においては、どの講師が担当になるかが、将来の生徒の成績や受験の結果を大きく左右します。

 

どの個別指導塾に通うか決める場合は、良い講師を探す事が一番重要だと私は思います。

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