入塾前に近所で評判の「当たり講師」を判別する最もシンプルな方法

個別指導塾で最も重視すべきなのは、「当たり講師」が自分の子供の担当講師になるかどうかです。

 

その他の要素は、おまけ要素でしかありません。

 

「当たり講師」が担当すれば、成績が上がり受験に成功する確率が飛躍的に上昇し、「外れ講師」が担当になれば、成績が下がり受験に失敗する確率が飛躍的に上昇します。

 

 

個別指導塾を選ぶ時に、最も重要な事は何か
個別指導塾を選ぶ時に、保護者の方はパンフレットやHPの情報や、教室見学、室長との面談をします。 しかし、本当に確認すべき事は違います。「たった1つの事」だけが重要で、他の要素はおまけです。 その「たった一つの事」をお伝えしたいと思います。

「当たり講師」をどう見つけるか

 

では「当たり講師」かどうかを判別するためには、どうすれば良いのでしょうかを詳しく述べていきたいと思います。

 

 

「当たり講師」は担当生徒を定期試験で当たり前のように20点以上も上げてきますし、受験では保護者の方の希望の高校へ進学させます。

 

毎年のように結果を出している「当たり講師」の方は、必ず良い評判が保護者の方の間で出回ります。

 

保護者同士のつながりの事を「保護者同士のネットワーク」と私たちは呼んでいます。

 

まず、保護者同士のネットワークで出回る講師の評判を集めてみて下さい。

 

「当たり講師」を見つけるために重視すべき情報は何なのか

 

保護者同士のネットワークの間で、講師の評価はさまざまなものが出回ります。「すごく優しい。」「あの講師の方は丁寧に授業してくれる」「すごいかっこいい講師がいる」などありとあらゆる要素の話が出てくると思います。

 

その中で重視する情報は1つだけです。

 

それは「結果を出している講師かどうか」という事です。

 

「定期試験で何点上がったか。」「志望校に無事合格できたか。」という情報が最も重要な情報です。

 

個別指導に限らず、塾に通う目的は「成績を上げる」「志望校に合格する」の2つしかありません。

 

ですから「定期試験で何点上がったか。」と「志望校に合格できたか。」の2つが、個別指導の講師で考慮すべき最も重要な要素になります。

 

注意点

 

ただ、この判別方法はあまり実はあまり現実的ではありません。理由は2つあります。

 

1つは、講師が結果を出しているかについて正確な数字は個別指導塾の内部の人間しかしらないからです。

 

保護者の中には、保護者同士のネットワークで、どの講師が良いかの情報交換をした上で「A先生が良いと聞いたので…」と入塾希望をされる方がいます。

 

しかし実際は塾内でA先生はダメ講師として有名な講師だという事があります。

 

なぜこのような事が起きるでしょうか

 

「ダメ講師」とは生徒をやる気にさせる手段が乏しい講師の事を言います。

 

どんな「ダメ講師」でも1つは生徒をやる気にさせる手段を持っています。

 

その1つだけの手段が、たまたまその生徒にピッタリ当てはまるという事があります。

 

個別指導の講師は1コマあたり2人の生徒を担当します。

 

1日3コマあるとして週3日来れば18人の生徒を担当する事になります。

 

毎日来る講師の方だと40人近くの生徒を担当する事になります。

 

それだけ多くの生徒を担当していれば、1人か2人くらいは相性がバッチリの生徒が出る事があります。

 

そしてその生徒の保護者が保護者同士のネットワークで「あの先生で成績が上がった」という情報が流れる事が起きてしまう事があります。

 

もちろん生徒の成績が上がった事は嬉しい事なのですが、だからといってその講師が他の生徒でも結果を出せる講師かと言うのは別の話になります。

 

講師が担当する全生徒に関して実際にどれだけの数字を結果で残しているかをつかんでいるのいは、個別指導塾の内部の人間だけなので、外から正確な情報を得られません。

 

 

つまり保護者同士のネットワークで流れている情報が本当に信用して良い情報のかは、塾の内部にいないと判別しにくいという事です。

 

 

「当たり講師」は新しく生徒を担当出来ない事が多い

 

先ほどは保護者同士のネットワークの不確実性について言及しましたが、そうは言っても保護者同士のネットワークというものは侮れないものがあります。

 

「当たり講師」の場合は受験生だけでも1年に何人もの生徒を、保護者の希望する学校かそれ以上の学校に合格させるので、やはりすぐ噂は立ちます。

 

入塾希望の保護者で「当たり講師」を名指しで指名してくる事も珍しい事ではありません。

 

しかし、多くの場合には「当たり講師」はすでにすべてのコマが埋まっていて満員状態で、新しく生徒をつける事が出来ない事が多いです。

 

私が知っている「当たり講師」の方は、すべてのコマで「あの先生が良い。」と指名で入塾した生徒が担当していました。

 

入塾される方の中には、「当たり講師」のコマで空きが出来たら、即座に移るという約束で入塾される方までいました。

 

余談ですが、私が個別指導塾で初めて担当した生徒は、「当たり講師」のコマが空くまでという約束で入塾した生徒でした。

 

私は持っている能力のすべてを使い生徒の成績を定期試験で20点あげる事に成功して信頼関係を築く事も出来たと感じていました。

 

しかし「当たり講師」のコマが空くと即座に担当講師が「当たり講師」に変わりました。

 

わかっていた事とはいえ、初めての時はショックでした。

 

まとめ

 

入塾前に「当たり講師」かどうかを見抜くには保護者同士のネットワークで「定期試験の点数を何点あげたか」「志望校に合格できたか」という2点に絞り情報を集めて「結果を出している講師」の情報を集めます。

 

ただし、本当に結果を出しているかどうかは個別指導塾の内部の人間しか判りません。

 

そして「当たり講師」と評判になっている講師は満員状態で新しく生徒を持てる状態ではない事が多い、という事になります。

 

では、どうしたら良いのかという事は、『近所で評判にまだなってない「当たり講師」か見抜く判別方法』で詳しく説明していきたいと思います。

 

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