「システム英単語」は、受験まで時間がない時期であろうと、英語がよくわからない人でも使える優れた英単語帳です。
「システム英単語」では、ミニマルフレーズという3語前後の単語の連なりの中で単語を覚えます。
ミニマルフレーズの単語の並べ方が絶妙なので、他の単語帳より「速く」「楽に」覚える事が出来る画期的な単語帳です。

「システム英単語」は素晴らしい出来の参考書なのですが、使い方を間違えるとせっかく素晴らしい参考書を使っても非効率的な勉強になってしまいます。
そこで「システム英単語」の効率的な使い方を紹介したいと思います。
1「システム英単語」を開きながらCD音声を聞く
「システム英単語」はCDが別売されています。
この別売のCDの音声を聞きながら「システム英単語」を読むと効率的な勉強が出来ます。
(1)なぜ最初に音声付きで「システム英単語」を読むのか
英語はつづりと発音が一致しない言語です。
例えば「騎士」を意味する英単語のつづりは「knight」になります。
ローマ字の読み方では読めませんよね。
しかし、みなさんご存知の通り「knight」の読みは「ナイト」です。
英語はこのように、つづりと読みが一致しないので、知らない単語は読み方がわからない事が多いのです。
ここで1つ問題があります。
受験生は、単語を覚えるために単語帳を使うのですが、そこに出てくる単語は初めて見る単語が多く、読み方がわからない単語がほとんどです。
読み方もわからない単語を覚えるのはつらいし、非効率的です。
そこで、まずCD音声を聞いて、単語の読み方を覚え「knigh」という単語と「ナイト」という読み方を頭の中でくっつけると楽に覚えられるようになります。
なので、まず「システム英単語」で新しい単語を覚える時には、CDで読みを確認しましょう。
「システム英単語」の別売のCDは購入する事を強くオススメします。
(2)「システム英単語」の別売CDの使い方。
「システム英単語」の該当ページを開きながら、CDを聞きます。
見る場所は、上の部分のミニマルフレーズが書いてある場所です。
赤くなっている部分が、覚えるべき英単語とその訳です。
1ページずつCDを聞いていく事をおすすめします。
CDは「覚えるべき英単語」→「英単語のミニマルフレーズ」→「英単語のミニマルフレーズの日本語訳」→「英単語のミニマルフレーズ」→「英単語のミニマルフレーズ」で読み上げられていきます。
この時、余裕がある人は「シャドウィング」をしてみて下さい。
「シャドウイング」とは、音声を聞いた後、追いかけるように音声にかぶせて、音声の真似をして音読する事です。
音声に影のようについていく事から「シャドウィング」と呼ぶようです。
「シャドウィング」で音読をすると、より頭に残りやすくなります。
2 暗記をする。
次に、単語の意味を暗記しましょう。
ここで、最初に使うのは単語帳のミニマルフレーズだけで良いです。
ページの上にミニマルフレーズとその訳があります。
例えば「mayor」=市長という単語で考えてみます。
ページの上に「mayor」を含んだミニマルフレーズが載っています。
そしてミニマルフレーズの中で暗記すべき単語と、その日本語訳の部分が赤字になっています
「 Mayor of New York City ニューヨーク市長 」
まず、(出来れば)このミニマルフレーズを音読しましょう。
次に、この右側のミニマルフレーズの日本語訳の部分を赤い下敷きで隠します。
「 Mayor of New York City ニューヨーク( ) 」
すると日本語の赤字で書かれている部分が消えるので、この空欄にあてはまる語句を考えます。
そして(出来れば)ミニマルフレーズ全体の日本語訳を声に出して言ってみましょう。
そしたら、赤い下敷きをずらして、答えがあっているかを確認します。
これを掲載されているミニマルフレーズ全部で行い、1ページずつ進めていくだけで良いです。
音読に関しては、自習室など環境によっては出来ない事がありますが、出来れば音読することをオススメします。
(1) 注意点
ミニマルフレーズで暗記していくのですが、暗記すべき単語の語法などがわからない場合は、下に1語ごとに詳しく解説が書いてあるので見てみましょう。
そして、重要な事として、1日に20語を100日かけてやるというのは、続きません。
1日に100語くらい一気に覚えて、何周もするのがオススメの方法です。
3 復習
「システム英単語」の復習の仕方はいくつかあります。
自分に合ったやり方をやると良いと思います。
(1) 暗記でした事の繰り返し
暗記した時にした事を、何度も繰り返します。
ミニマルフレーズを音読し、赤い下敷きで隠してミニマルフレーズの日本語訳を音読する、というのを繰り返しましょう。
1度にまとまった量を何度も繰り返していくのが良いと思います。
(2) CDを聞きながらシャドウイング
部活などで時間がない方は、電車の中でCDをずっと聞くというのもアリです。
出来れば、小声でもごもごとシャドウイングすると効果的だと思います。
(3) 復習用の教材で復習する
「システム英単語」は復習用の素材が販売されています。
復習用の素材は、どれも「これで決定!」と言えるものではないので、気に入ったものがあったら使うと良いと思います。
A) システム英単語<改訂新版対応>チェック問題集
出来る人が使うと素晴らしい復習用問題集だと思います。
短時間に効率的に復習が出来るので、英語に自信がある方は、このチェック問題集を使う事をオススメします。
ただ、いかにも「駿台」らしい難易度が高い問題集です。
英語が苦手な人にはオススメしません。
B) システム英単語カード
カード形式で覚えていく復習用の問題集です。
ミニマルフレーズを使った「システム英単語」らしい問題集なのですが、かさばります。
整理整頓が得意な人などでないと使いこなせないと思います。
C) システム英単語フレーズ・単語書きこみワークブック―改訂新版対応
書き込み式の問題集です。
「システム英単語」の復習用のテキストではこれが一番良いとは思います。
ただ、「システム英単語」よりかなり大きいA4サイズになっているので持ち運びには不便です。