公立高校受験の内申点を上げるため中3の1学期定期考査で何をすべきか

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前回の記事において、公立高校受験で失敗しないようにするためには中3の1学期の定期考査から実技4教科を本気で受験しなければならないとお伝えしました。

なぜ公立高校入試で中3夏休みの時点で不合格が決まる事があるのか
公立高校入試の制度を知らないと、公立高校入試において思わぬ落とし穴にはまってしまう事があります。公立高校入試の制度を理解した上で、いったい受験生は何をしなければいけないかという事についてくわしく説明をしていきたいと思います。

今回の記事では、中3の1学期定期考査において実技4教科対策で何をすべきかについて具体的にお話したいと思います。

この記事でお話する内容も塾で指導する内容となります。

公立中学校では、中3の1学期定期考査は6月下旬に行われる事が多いです。(地域や学校によって異なるのでご確認ください)

この6月下旬の1学期定期考査から実技4教科では公立高校受験が始まります。

では実技4教科の試験はどのように対策をすれば良いのでしょうか。

内申の基準および実技4教科の試験の問題傾向から導き出される具体的な対策をお伝えしたいと思います。

実技4教科の内申を上げるために要求される定期考査の点数の目安

5段階評価で内申は「4」をとるのに80点以上、「5」をとるのに90点以上が目安となります。

実技4教科は対策さえすれば、平均レベル以下の受験生でも「5」をとるのに必要な90点がとれる教科です。

まずは「4」を得るための80点以上が目安ですが、余裕があれば積極的に「5」をとれる90点以上を目指してみましょう。

実技4教科の試験の傾向

実技4教科の試験が大切と言われても、実技4教科の試験がどのようなものかを把握している方は少ないと思います。

そこでまず、実技4教科で一般にどのような試験が行われるか傾向についてお伝えしたいと思います。

主要5教科と違い、教科書から離れてオリジナリティ溢れた授業をする自由な方が多い一方で試験問題作成に対する熱意は低い方が多いです。

試験内容は、オリジナリティ溢れる授業で扱った教科書から離れた内容と、基本的な知識の確認問題が多いです。

そのため、実技4教科では、基本的にどの強化も難易度は低いのが通常です。

また、試験問題作成の熱意が極めて低い実技4教科の教師の場合、過去問をそのまま出す方すらいるのが現実です。

実技4教科の試験の傾向のまとめ

・試験の内容は授業で扱った内容が出る

・基本的な知識の確認問題が多い

・一般に難易度は低い

・過去問をそのまま出してくる教師もいる

実技4教科の試験の傾向を踏まえた対策

教科書から離れたオリジナリティあふれる授業対策

実技4教科を担当される方は、教科書から離れたオリジナリティ溢れる授業内容を試験に出してくる事があります。

なので、まず授業をきちんと聞きノートをとるようにしましょう。

そして授業で配布されたプリントは必ずとっておきましょう。

生徒を見ていても実技4教科は身体を動かす事が多いから楽しいのか、主要5教科はまじめに授業を受けている生徒も、実技4教科の授業中に遊んでしまう事もあるようです。

せめて中3の1学期と2学期だけでも授業をきちんと受けましょう。

この記事を読んでいる保護者・受験生の中には、既に中3の1学期の試験が迫っている方もいると思います。

そして一学期の内容がまるで記憶にない方もいるのではないかと思います。

その場合は、同級生からノートと配布プリントを借りてコピーしましょう。

頼めば、たいていの場合は借りられます。

そして音楽や美術など女子と同じ教科の場合は、出来るだけ女子のノート・配布プリントを借りてコピーしてください。

女性の方が一般にマジメにノートをとっていますし、配布プリントもきちんと保管しているからです。

マジメで成績が優秀な女性の同級生がノート・配布プリントをコピーさせてくれれば最高です。

中学生の男子の場合は、ノートがきちんととれていなかったり、こだわりが強くてクセがあったりするので、ノートや配布プリントをもらっても効果的な学習が出来ない事が多いのです。

基礎知識対策


基礎知識対策としては市販の参考書を使用するのがベストと思います。

教科書を読むだけでは力がつかないからです。

実技4教科の中で、普段の定期試験で平均点以上や、60点以上をとっている教科については、各教科につき市販の参考書1冊を演習すればOKです。

これは点数を伸ばすための参考書です。

ただ、中2までの実技4教科の試験で平均点以下、もしくは60点以下をとっている実技4教科の教科については、各教科につき2冊の参考書をやれば万全の準備が出来ます。

1冊目は基本を固める参考書です。

2冊目は先ほどと同じ参考書で、点数を伸ばすための参考書です。

基本の基本を固める参考書

勉強は、まず基本をがっちりと固めその上で演習をしていかないと、丸暗記するだけのつらい作業になってしまいます。

丸暗記するだけのつらい作業は、作業効率が悪いのでオススメできません。

基本の固める参考書としておすすめなのが「中学ひとつひとつわかりやすく」シリーズです。

このシリーズは良いところが2つあります。

1つ目は、重要な部分やわかりにくい部分は図解で描いていているので、どの学力の受験生であろうと「イメージ」を持ち理解を出来る事です。

2つ目は、この参考書は内容を理解をするために抜けてはいけない本当に重要な箇所だけを慎重にセレクトして、余計な知識を極力省いていることです。

そのため、その教科の単元で「一番重要な幹の部分」がはっきりとわかる事が出来ます。

一方で、良くない点もあります。

それは、本当に重要な個所だけセレクトして、余計な知識を極力省いているため試験で出る基本知識の範囲すべては網羅しきれていない事です。

この参考書は、その気になれば試験範囲が狭ければ、試験範囲の内容は数時間で終える事が出来ます。

しかし、「中学ひとつひとつわかりやすく」シリーズは試験範囲の知識をすべては網羅できていないので、「中学ひとつひとつわかりやすく」シリーズだけを演習して80点以上とろうとするのは無謀だと個人的に思います。

点数をとるための参考書

実技4教科の中で、普段の定期試験で平均点以上や、60点以上をとっている教科、もしくは「中学ひとつひとつわかりやすく」を終わらせた場合は、点数をとるための参考書を購入しましょう。

「教科書トレーニング」シリーズという参考書がおすすめです。

基本知識を的確に抑えた問題と、実技4教科にありがちな図を使った問題が多く収録されています。

これを試験前にきちんと演習しておけば実技4教科対策としては十分だと思います。

きちんと演習していけば、90点以上も狙え、内申で「5」になる可能性が出ます。

「教科書トレーニング」シリーズに書いてある内容がわかりにくい場合は、一度「中学ひとつひとつわかりやすく」に戻ると良いと思います。

過去問演習による対策

実技4教科の教師は一般に問題作成に対して意識が高くないので、問題の使いまわしをする教師もいますし、使いまわしをしなくても問題作成の傾向は似通ったものになります。

そこで過去問の入手をするのが良いです。

ただ中3になると先輩が各地の高校に行ってしまい会う機会もないので先輩からは入手しにくいのが現実です。

実は、塾では必ず定期試験の問題を入手して、翌年以降に定期試験の前に過去問を配布します。

なので、塾に行かない方は、塾に行っている人から過去問をもらいましょう。

過去問が入手できた場合に気をつけるべき事


過去問を作成した教師と、今年の教師が同じかチェックしましょう。

過去問を入手しても、違う教師の過去問では意味がありません。

過去問が入手できなかった場合

過去問が入手できなくても、それほど気にする事はありません。

なぜならば、実技4教科の試験では、一般に授業で扱った内容と基礎知識の確認しか出ないからです。

授業のノート・配布プリントを借り、市販の参考書で試験範囲を対策すれば万全だからです。

試験範囲の確認

多くの公立中学校では、定期試験2週間前に試験範囲がプリントで配布されます。

なので2週間前に試験範囲を確認してください。

試験範囲プリントに書かれていない範囲を参考書で演習してなかった場合は、やっていない範囲を演習しましょう。

次回の記事では、実技4教科対策をいつからすべきかについて具体的にお伝えしたいと思います。

公立高校受験に直結する中3の1学期定期試験対策はいつからするか
公立高校受験で重要となる内申点を決める定期試験は実技4教科については中3の1学期定期試験から始まる事が多いです。そこで中3の1学期定期試験をいつから対策をすれば良いのかという事について詳しく説明していきたいと思います。

実技4教科対策のまとめ

・教科書にはのってない授業で扱った内容が試験に出るので授業はまじめに受ける。

・授業のノートと配布プリントをクラスメイトにコピーさせてもらう(まじめで成績優秀な女子がオススメ)

・実技4教科は基礎知識が問われる事がほとんど。

→基礎知識が足りない教科では市販の参考書の「中学ひとつひとつわかりやすく」シリーズで基礎知識を固め、「教科書トレーニング」シリーズで点数を伸ばす勉強をする。

→基礎知識が足りている教科では「教科書トレーニング」シリーズで点数を伸ばす勉強をする。

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